パブリックプレス主催、共催のイベントをご案内いたします。
2014年
8月
28日
木
認知症を普及啓発するNPO法人ハート・リング運動が9月21日、「食べることは生きること~認知症と共にポジティブに生きるための口腔ケア・口腔リハビリテーション」をテーマにした公開シンポジウムを東京都港区内で開きます。参加費無料。私も最初と最後に少しだけ出ます。お時間のある方、ぜひどうぞ!
(以下、案内ページより)
いつまでも自分の口で食べるよろこびを大切にしたい。
しかし、認知症が進行すると多くの方は自分で食べるという行為が難しくなります。
そればかりでなく、咀嚼(かむこと)や嚥下(飲み込むこと)が障害されると、
健康状態に深刻な問題を引き起こすことも少なくありません。
たとえ認知症になっても、いつまでも自分らしく食べ続けていけるように今日からできることは?
口腔ケア、口腔リハビリテーションの視点から自分らしく生きていくための知恵を考えたいと思います。
プログラム
受付 12:30~
開演 13:30~
基調講演 13:40~14:10
「超高齢社会だからこそ歯科が大切、その理由」大久保満男 日本歯科医師会会長
講演1 14:10~14:30
「専門医からみた認知症の課題」小阪憲司 横浜市立大学名誉教授
講演2 14:30~14:50
「噛むチカラで認知症対策」小野塚實 日本体育大学教授
講演3 15:00~16:00
「今日からできる認知症と口腔ケアの実践」 菊谷武 日本歯科大学口腔 リハビリテーション多摩クリニック院長
質問コーナー 16:00~16:20
主催●NPO法人ハート・リング運動
後援[予定]●日本歯科医師会/NPO法人認知症ラボ/日本医師会/日本看護協会/健康保険組合連合会
協賛●株式会社ロッテ
定員●305名
参加費●無料
申し込みはこちら
問い合わせ●NPO法人ハートリング・運動 Tel:03-3582-8100
イベントチラシはこちら
2014年
5月
19日
月
「記者が見た胃ろうの光と影」をテーマに、胃ろうをめぐる価値観や倫理問題などについて6月27日、亀田医療技術専門学校(千葉県鴨川市)で講演します。主催は安房地域難病相談・支援センター。著書「胃ろうとシュークリーム~本当に大事なのは何ですか?」の取材内容から話そうと考えているところです。興味のある方なら誰でも参加できますので、ぜひどうぞ。
■プログラム案内文
近年,装着する人が急速に増えた「胃ろう」。胃ろうがどのような物なのか,胃ろうを造るということがどのようなことを意味するのか,是非この機会に知っていただき,ご本人,ご家族さま等身近な方と話し合う第一歩にしていただきたいと思います。
■日時 2014 年6月27日 13:00~15:30
■会場 亀田医療技術専門学校2階講義室
■プログラム
①13:00 ~ 13:30
医学講座「胃ろう」について…
安房地域難病相談・支援センター センター長 小野沢 滋 先生
②13:30 ~ 15:30
「記者が見た胃ろうの光と影」
医療問題ジャーナリスト
特定非営利活動法人 パブリックプレス 代表理事 熊田 梨恵
■参加費 無料
■主催 安房地域難病相談・支援センター
■問い合わせ・申し込み先
亀田総合病院地域医療支援部内 安房地域難病相談・支援センター事務局/担当:反田・山本
TEL04-7092-2211 FAX04-7099-1121
2014年
2月
27日
木
昨年秋に大阪・蛍池の正福寺様で新著「胃ろうとシュークリーム」の出版記念イベントを開いた御縁で、今度は私が正福寺様で一般向けの講演会をさせて頂くことになりました! 「救児の人々」の新生児医療や在宅の重症心身障害児の問題、「胃ろうとシュークリーム」の高齢者の延命医療などについてお話しさせて頂くつもりです。
この講演会、正福寺様の所属する浄土真宗の近隣寺院の方々の同朋研修会でもあります。つまり、僧侶の方々に向かってお話をする会でもあり、医療者や市民向けの講演ばかりだった私には初体験です。
言葉を選ぶ話ですが、病気や障害と闘ったり、共存する生活を歩んだりされる人たちとって、宗教やスピリチュアルの世界は精神的な支えになることもあると思います。その世界をよりよいサポートとして自らの中に構築していくことで、実際の生活に生きがいや楽しみを見出したり、自らの足で立って選択したり歩んだりできることがあると思います。私自身は、医療の中でもう少しその部分を重要視してもいいと感じています(患者や家族の心の弱みに付け込んだ、悪質な代替医療等のビジネスもあるので要注意ですが)。そこは医療者でなく、プロの宗教者と協同する方がよいだろうと考えているので、今回は宗教者に医療の話をお伝えできるとても貴重な機会だと感じています。
大変難しい話ではありますが、私が「救児の人々」の取材をしていたころから、ずっと考えていることなので、ありがたい御縁を頂きました。
平日の昼間ですが、ご都合のつく方は、ぜひおいでください!
【詳細】
■日時:3月14日(金)午後2時~4時
■会場:ナムのひろば文化会館
〒563-0032 池田市石橋4-15-14 正福寺内
阪急蛍池駅と石橋駅の中間、線路沿い西側。地図はこちら
■入場無料
■申し込み・問合せ:正福寺 ☎072-762-0610
2013年
10月
15日
火
ご報告が遅くなりましたが、先月21日に東京・銀座で開いた出版記念パーティーを皆様のおかげで無事に終えることができました! 北は北海道から南は九州まで、定員を超える多くの方にご参加いただき、会田薫子先生(東大大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター上廣講座特任准教授)や近森正昭先生(近森病院透析外来・臨床工学部部長)から貴重なお話を頂戴しました。本当に、ありがとうございました!
最初は、近藤太郎先生(東京都医師会副会長)に乾杯のご発声を頂きました。
続いて、会田薫子先生、近森正昭先生とのトークイベント。申し訳ございません、当日は手一杯で録音も何も録っておらず、頭の中が真っ白です・・・。
それでも印象に残っているのは、会田先生のお話にあった「アルツハイマー末期でも胃ろうを選ばせているのはドクター自身の価値観(『胃ろうとシュークリーム』194頁)」という部分。また、日本老年医学会のガイドラインに沿ったコミュニケーションベースで意思決定を行い、栄養療法を差し控えていくことは法的問題にならないと、法曹関係者も賛同しているというお話でした。
2013年
9月
30日
月
東京に引き続き、関西でも出版記念イベントを開催します!
10月27日午後1時から、大阪府池田市の正福寺にて。関西ではがらっと趣を変えて、命や死生観について考えるワークショップを行う予定です。普段なかなか考えたり話したりすることのない、家族や大切な人、そして自分自身の死や生を見つめる時間にしたいと思いました。場所をお寺にしたのも、そういったことを考えるにふさわしい場所だと感じたからです。終了後には懇親会も予定していますので、皆様ぜひご参加下さい!
新著「胃ろうとシュークリーム~本当に大事なのは何ですか?」出版記念イベント@関西
■日時:10月27日(日)13時~夕方
■場所:正福寺・本堂(大阪府池田市)阪急蛍池駅から徒歩10分 http://www.eonet.ne.jp/~showfuku-ji/
■内容:著書関連のワークショップ…家族や大切な人、自分の看取り、エンディング、死生観についてなど
■定員:25人(先着順) ■参加費:2,000円
■お申し込み:こちらのフォームからどうぞ(事務局からの返信をもって、参加確定とさせていただきます)。
■懇親会:18時頃から近隣で予定しております。ぜひご参加下さい!
※書籍は当日会場でも販売します。
当日、皆様にお会いできることを、心から楽しみにしております。ご参加、お待ちしております!
2013年
8月
29日
木
新著「胃ろうとシュークリーム~本当に大事なのは何ですか?」(ロハスメディア社)の出版を記念して、パーティーを9/21(土)18時から東京・銀座で開きます。著書に登場する会田薫子氏(東大大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター上廣講座特任准教授)、近森正昭氏(近森病院透析外来・臨床工学部部長)という豪華なゲストをお招きしてのトークイベントを予定。取材にまつわる私自身の苦労話や書けなかった裏話を交え、ゲストからは延命医療や意思決定のコミュニケーション、医療提供の在り方などについて伺っていこうと思います。少人数で行いますので、気になる方はお早めにエントリーをどうぞ!
この少人数と至近距離で、会田薫子氏や近森正昭氏のトークを聞ける機会は滅多にないのではないでしょうか…。主催者であることを置いておいても、かなり貴重なイベントだと感じています!
<イベント概要>
◆日時:9月21日(土)18時~ (2次会あり)
◆内容:新著「胃ろうとシュークリーム~本当に大事なのは何ですか?」出版記念パーティー。
トークイベントゲスト:
会田薫子氏(東大大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター上廣講座特任准教授)著書「延命医療と臨床現場―人工呼吸器と胃ろうの医療倫理学」ほか
近森正昭氏(近森病院透析外来・臨床工学部部長)
◆場所:東京・銀座界隈・・・エントリーくださった方に直接お知らせします。
◆定員:35人(先着順)
◆会費:10,000円(当日お渡しする書籍代込み)
◆お申し込みは、問い合わせページから、お名前とご所属、メールアドレス、通信欄に「出版記念パーティー参加希望」とご記入の上、お申し込みください(会員の方はお名前のみで結構です)。お問い合わせもフォームからどうぞ。
◆新著「胃ろうとシュークリーム~本当に大事なのは何ですか?」の概要はこちら。
◆主催:NPO法人パブリックプレス
10月以降に関西で、また違った形の出版記念イベントを行う予定です。こちらも、詳細が決まりましたらお知らせいたします。
ご参加くださる皆様にお会いできることを、心待ちにしております!
2013年
7月
14日
日
日頃当法人を応援してくださっている、有賀徹氏(昭和大病院長)、阿真京子氏(「知ろう!小児医療!守ろう子ども達」の会代表)の登壇するシンポジウム「急病と社会の仕組み」が7月17日(水)、東京ビッグサイト(江東区)で行われるモダンホスピタルショウの中で開かれます(日本病院会主催)。参加費無料。皆様ぜひどうぞ。
※日本病院会HPとモダンホスピタルショウHPから案内抜粋
≪開催趣旨≫
『昨今の医療現場に於ける諸問題、或いはいかに良質で安全な医療を提供しつづけるか、今、病院は何をしたら良いか、より多くの方々に現状を知ってもらうとともに、参加者と議論していきたいと企画いたしました。つきましては、業務ご多忙のこととは存じますが多数の方に参加いただきますようご案内申し上げます』
【基調講演】有賀徹 昭和大学病院院長
シンポジスト
(1)前原和平 白河厚生総合病院 病院長
(2)矢野久子 東京都品川区保健所 所長
(3)阿真京子 「知ろう!小児医療!守ろう子ども達」の会 代表
(4)藤井栄子 春日部市立病院 看護師長
(5)佐野晴美 社会保険横浜中央病院 MSW
【総合司会】高橋正彦 茨城西南医療センター病院名誉院長/日本病院会 参与
山元恵子 日本病院会 ホスピタルショウ委員会 委員
《主 催》 一般社団法人日本病院会 ホスピタルショウ委員会
《開催日時》 平成25年7月17日(水) 13:00~16:00 (受付開始は11:30~)
《会 場》 東京ビッグサイト・会議棟6階 607、608会議室
《参 加 費》 無 料
《定 員》 250名(参加者多数の場合は定員になり次第締め切らせていただきます。)
《申込方法》 こちらのページからお申し込みください。
※ご案内資料の申込書のFAXでも可。
※公開講座の開催案内と参加申込書はこちらから(PDF)
2013年
7月
08日
月
認知症を普及啓発するNPO法人ハート・リング運動(小阪憲司、今村聡、大久保満男、菊池令子代表理事)が発足し、7月26日(金)に設立記念シンポジウムを港区高輪区民センターホール(東京)で開きます。当法人の熊田代表もハート・リング運動の理事を務め、当日は総合司会を担います。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております!
<以下、プレスリリースより>
いまや認知症患者は460万人超の時代。しかし、いまだ社会の理解度は低く、認知症の人が嫌がられるなど、本人や家族にとって過ごしやすい社会とは言い難い状況です。しかし今後、高齢社会は一層進み、認知症の人は増えます。これまでのように「医療・福祉」の中ではなく、「生活」の一部として捉えていかなければ、対応できない状況になるでしょう。市民の力で、認知症にやさしい社会をつくるための機運を醸成していく必要があります。昨年10月に発足したハート・リング運動は、これまでの医療従事者や行政を中心とした認知症基本知識の普及啓発団体と手を携えながら、「市民による、市民のための活動」を行う団体です。
具体的な活動としては、認知症を身近な健康問題として、治らずとも環境や関わり方で「やわらげられる」事を啓発し、早期診断などの推進にも寄与します。認知症に無関心な「遠い」人たちが、自分事として、少しでも立ち止まって考えてみるコミュニケーション活動を展開します。市民の体験談や社会への提案を集めます。それを企業とマッチングさせ、インフラや生活提案を企業と一緒に推進します。企業によるサービスや商品による「バリアフリー」の拡大です。今後は芸能人や著名人などを活用し、認知症のイメージを向上させ、孤立しがちなイメージを払拭していきます。認知症の人にやさしい社会は、誰にとっても優しい社会です。超高齢日本社会と経済に活力を生み出していく活動でもあるのです。認知症であることが恥ずかしくない、怖くない、不幸じゃない、認知症をあきらめない社会の実現をハート・リングは牽引します。
代表理事は、認知症の一つレビー小体病で国際的にも有名な小阪憲司(横浜市立大学名誉教授)今村聡(日本医師会副会長)、大久保満男(日本歯科医師会会長)、菊池令子(日本看護協会副会長)。
設立記念シンポジウムでは、社会への問題提起から始め、本人、家族、医療者、企業、一般市民など様々な立場からの主張。今後のハート・リング運動活動の詳細を発表します。
ぜひ多くの市民の方のご参加をお待ちしております。
【開催概要】
NPO法人ハート・リング運動設立記念シンポジウム
「認知症にやさしい社会」をはじめましょう!
~人と地域と企業をつなぎ、もっと暮らしやすい日本へ~
◆日時:平成25年 7月 26日(金) 18:30~20:55(18:00会場)
◆場所:港区高輪区民センター ホール
◆参加費:無料
◆事前申し込み:不要
◆主催:NPO法人 ハート・リング運動(HP工事中)
◆後援:日本医師会、日本歯科医師会、日本看護協会、健康保険組合連合会、日本商工会議所
◆問い合わせ先
〒107-0052 東京都港区赤坂2-20-10 NPO法人ハート・リング運動
メール:info@heartring.or.jp 電話03-3582-8100(ハート)
2013年
6月
09日
日
「性そのものではなく、背後にある人間関係と生活環境に焦点を当てて、考えてください」。身体障害者に射精介助サービスを行っている一般社団法人「ホワイトハンズ」の坂爪真吾代表は6月2日、医療について考える市民団体「メディ・カフェ@関西」とパブリックプレスの共催イベントで参加者に訴えた。障害者が抱える性の悩みは、本人のみに焦点を当てても解決しづらいため、周囲の環境や人間関係の中で糸口を見つけていくべきという。公に語られることの少ない障害者の性の問題について、私たちはどう考えたらいいのか。当日のワークショップの内容をお届けする。
メディ・カフェ@関西は、医療に関わる様々なテーマについて、医療者や一般市民を交えて自由に語る会を関西で行っている。これまでに、周産期医療や在宅医療、軽犯罪を繰り返して収容される知的障害者の問題などを扱ってきた。今回は、「尋常ならざるセクシャルトークセッション」と題して、普段“タブー”にされがちな「障害者の性」がテーマ。「普段考えることのない、障害者の性というテーマについて、考えるきっかけにしてもらえればと思いました」(山根希美代表)。
講師の坂爪氏が代表を務めるホワイトハンズは、脳性麻痺など重度の身体障害によって自力で射精できない人を対象に、射精介助サービスを行っている。利用者は国内に累計387人、スタッフは20人。風俗業でしか性のサービスを受けられない現状に疑問を抱いた坂爪氏が、2008年に新潟市内で立ち上げた。活動には賛同の声も多い一方で、障害者の性に対する社会の理解は低く、否定的な意見もある。性に関する正しい知識を普及啓発する活動も行っており、「性の情報を得るためにアダルトビデオなどの選択肢しかない状況が問題。最初の性行為に対する何らかの支援が必要で、その選択肢をホワイトハンズが提供できれば」(坂爪氏)という考えから計画された、性行為経験のない成人男女を集めた2泊3日のセックス“実習”は、一部報道で取りざたされるなど物議を醸し、無期限延期になった経緯も。坂爪氏は「公教育の中で性教育ができない現状があり、文科省にそれを言っても変わらない。だから、地域でNPOが性教育をやっていくしかない」と、誰もが当たり前に「性の健康と権利」を享受できる社会の実現を目指したいと語っている。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
2013年
4月
26日
金
医療について様々な職種の市民が集まって語る「メディ・カフェ@関西」との第2回コラボイベントを、6月2日午後1時半から、に京都市内で開催いたします。
これまでタブーとされてきた障害者の性の問題について、一緒に考えてみませんか?
2012年
12月
25日
火
「刑務所は最後のセーフティーネットの役割を果たしている」――。元衆議院議員で服役した経験のある山本譲司氏は12月15日、NPO法人パブリックプレスとメディ・カフェ@関西の共催イベントで講演し、地域で居場所をなくしている軽度知的障害者や精神障害者たちが、刑務所に服役することで最低限の生活を送ることができている実態があると語った。地域に受け皿がないために社会復帰できず、軽犯罪で刑務所の出入りを繰り返す障害者も多いとして、本来の自立支援を促す障害者福祉サービスの整備が急務と訴えた。(熊田梨恵)
■障害者、高齢者の最後の逃げ場
山本氏は、衆議院議員だった2000年に秘書給与詐欺事件で逮捕、1年6か月の実刑判決を受けて服役した。受刑中に刑務所に収容される障害者の実態を知 り、『獄窓記』などの著書を出版。今は罪を犯した障害者の地域生活支援などに関する活動を行っており、この日は大阪市内で、「障害者の“罪と罰”~本当の つぐないと更生と支援を考える」をテーマに講演した。
2012年
10月
02日
火
毎年、新しく刑務所に収監される受刑者の2割以上に、軽度の知的障害や何らかの障害があると言われています。彼らの多くが、障害があるために、家族からも地域からも孤立し、孤独と貧困ゆえに、窃盗や無銭飲食などの罪を犯して収監されています。障害のせいだからと罪を軽くするのではなく、また、再犯の恐れがあるからと刑務所に閉じ込めるのでもなく、罪は罪としてきちんと償い、過ちを繰り返さない為に、出所後の支援が必要です。刑務所や少年院などの矯正施設から出所した刑余者が更生して、地域で暮らしていく為にも、そして、悲劇を繰り返さない為にも、私たち市民の理解と協力が必要です。そうでなければ、新しい支援制度や更生施設がつくられたとしても、それは、本当の「受け皿」にはなりません。
メディ・カフェ@関西では、講師に、ご自身も懲役刑に服し、刑務所の中で出会った多くの障害者たちの実態と、刑務所が障害者や高齢者にとって最後の福祉の砦になっている実情を書いた「獄窓記」や「累犯障害者」の著者であり、執筆活動の他「障害のある受刑者の出所後のシェルター」作りや、PFI刑務所の計画立案・運営にも携わる、元衆議院議員で福祉活動家の山本譲司さんをお迎えして、この問題を一緒に考えたいと思います。
日 時:12月15日(土) 午後2時より
ゲスト:「獄窓記」「累犯障害者」著者
山 本 譲 司さん(元衆議院議員、福祉活動家)
会 場:大阪NPOプラザ
会 費:500円 定員:60名
申し込み方法:住所、氏名、連絡先、簡単な自己紹介を添えて、
申し込みフォームからお申し込みください。
メディ・カフェ@関西ホームページ 事務局 FAX(06)6423-8778
*イベントチラシはこちら
協力:株式会社 ロハスメディア